April 13, 2010

パリ日記〜お仕事編〜

こんにちは。

いけない、いけない。パリにお買い物に行っただけになってましたね。さて、いよいよ本番、お仕事編です。帰国して1ヶ月以上経ってしまい、薄れゆく記憶を手繰り寄せながらお届けしたいと思います...。

毎年3月と10月のパリのファッションウィークに合わせていくつかの合同展示会が行なわれます。ショセが7年前から出展を続けているのは、雑貨(靴、バッグ、アクセサリーetc...)の展示会"PREMIERE CLASSE(プルミエールクラス)"です。会場はチュイルリー公園というルーブル美術館にほど近い公園に、その期間だけ設置される長ーーいテントになります。全部で315ブランド出展しているとお伝えすればその長さもお分かりいただけると思います!

ホテルから会場までは、スーツケースをゴロゴロ転がしながら向かいます。油断をしていると、パリの風物詩(?)"犬の落とし物"がスーツケースのタイヤに巻き込まれるという悲劇が起こりかねないので慎重に慎重に。

会場入口。


木の向こう側にある白いテントです。この倍くらいはあるでしょうか。



さて、会場に着いて半年ぶりにお会いするのが、毎回通訳をお願いしている藤川涼子さんです。在仏15年以上になる涼子さんはフランス人の旦那様とかわいい男のお子様とパリ郊外にお住まいです。本職はイラストレータさんなのですが、フランス語はもちろん、英語もパーフェクトなのでいつも甘えさせていただいております。とっても頭の回転が早く(とろい私は頼りっきり)、またお人柄も明るい方なので、とても心強いですしお会いできるのが楽しみなのです!

涼子さんとハリウッドゴシップトークをするのも楽しみの1つ(笑)!


総重量60kgの中身。ロングブーツの筒にパンプスなんて荒技!?も。


ブースの様子。


会場内の様子。ちなみにトイレが果てしなく遠いんです...。


今回ショセをお取り扱いしていただいているスイスのお店"ERBUDAK"のDilaraさんがMUKAVAのショートブーツ(MU-902)を履いてくださっていました。なんとお腹に赤ちゃんがいらっしゃるとのこと!MUKAVAはラバーソールかつインソールもクッション性の高い低反発のものを使用しているので、妊婦さんにはぴったりですよね!

左がDilaraさん。写真の数十倍美しいです!


今回、会場内の暖房が壊れるという悲劇に見舞われ、午後日が射してくるまでコートが脱げない状態に...。もともとパリ自体が例年よりかなり寒いのにぃぃ。テントの中でも息が白く、靴もキンキンに冷えきってそれを拭く手もかじかむ始末。寒いので暖かい飲み物をと思うのですが、飲めばトイレに行きたくなるしと悩みどころ。トイレが遠い上にいつでも大行列!強者の外国人女子は男子トイレに入って行くのですが、いくらお局と言えども心は大和撫子。そこまで吹っ切れません。そんな心が挫けそうになっていたところ、jolisacさんの"jolina"こと黒田さんから美しく美味しい差し入れをいただきました。メルシー!


黒田さんより。LADUREEのマカロン。きれーい。でも食べちゃいます。

そんなこんなの4日間。無事に終えることができました。先日お話した"HOSES"のマダムといった海外のお客様はもちろん、日本のお取引先様もたくさんブースにお立ち寄りいただきました。ありがとうございました!